登山に必要な道具や装備は何?山岳フラワーガイド沙羅の木が推奨する基本装備と山の難易度別装備とは?
山や野において自然観察を安全に楽しむには必ず揃えておくべき道具や装備があります。一般的には里山など丘陵地や標高800m以下の低山帯、箱根丹沢といった標高800から1,700mまでの山地帯、尾瀬至仏山や屋久島黒味岳など標高1,700mから2,500mまでの亜高山帯、八ヶ岳や北アルプス、南アルプスといった標高2,500m以上の3千m級の高山帯において、季節や山の高さで装備が違います。自然の中に身を置く行為から低山から高山まで共通する必須装備もあり、天候の急変に対応できるセパレート式の雨合羽(通気性の優れたものが良い)とヘッドランプ。それから読図ができる地図とコンパス(方位磁石)、食料(行動食)や飲み水、ゴミ袋や着替えなどを収納できるザック(登山リュック)、お客様が飲むお薬は1日分以上の予備をお持ちください。万が一のために健康保険証と身分証明証は必ず携帯しておいてください(山岳フラワーガイド沙羅の木では読図やランプに関する道具はガイドが持っているので、持参しなくとも大丈夫です)。ガイドが持っている装備で足りるものもありますので、分らない点や不安な点は気軽に山岳フラワーガイド沙羅の木までお問い合わせください。
また、山の高さに比例するように天候の急変や持病の悪化など遭難のリスクも高まります。登山靴についても低山帯や山地帯の山岳では履き慣れた運動靴で構いません(新品の登山靴より履き慣れた運動靴の方が靴ズレの防止の観点からも良い)。ただし亜高山帯や高山帯の山岳においては岩場や滑りやすい箇所があるので登山靴をご持参ください。登山靴についてはこれからチャレンジしてみたい山を登山専門店でご相談すると適したサイズやメーカーなど教えてくれます。山岳フラワーガイド沙羅の木でも基本的なアドバイスはできますのでお問い合わせやガイドの日にご相談してみてください。山地帯以上の山では肌着の替えを用意くださると、万が一雨に濡れても体を冷やさず低体温症のリスクを軽減できます。北アルプス白馬岳のツアーをご希望の方は雪渓を歩くため、軽アイゼンが必要ですが各自ご用意するか、無くても現地で軽アイゼンのレンタルができますのでご安心ください。
服装に関しては当日の気温や天候にも左右されますが、登山口から歩き始めは薄ら寒いと感じる程度が適します。心地よい服装ですとやがて汗をかき、そのまま歩き続けるとインナーが濡れて低体温症のリスクを高めてしまいます。また、虫や紫外線から肌を守るために長袖長ズボンをお客様には推奨致します。素材についてはドライシャツのような汗など水蒸気を放出できるものが最適です。亜高山帯や高山帯では雨合羽(透湿性のあるもの)のジャケットをウインドブレーカーとして寒さ避けに有効です。山小屋や避難小屋(屋久島黒味岳ツアーのみ)に宿泊する場合、夏山でも朝方一桁まで気温が下がる場合があります。ライトダウンジャケット(量販店のものでもOK)を持参すると重宝します。高山帯のツアーの他、早春や晩秋は手袋があると手先の凍えから守れます。服装についても不安な方は気軽に山岳フラワーガイド沙羅の木までお問い合わせ下さい。ご相談に関しては全て無料で対応いたします!
またステップアップ登山や登山の実地講師なども承っております。計画的な登山で技術と体力を身につけましょう!そして、登山中に出会う可憐な花や美しい風景、絶景を前にして自然の営みやその仕組みなど、山岳フラワーガイド沙羅の木では自然観察の醍醐味も楽しめるよう、ガイドを心がけています。不明な点など疑問に思ったことなどあれば気軽にお電話やメールでお問い合わせください。