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名山ご紹介

ハイカーなら誰もが知っている尾瀬ヶ原!王道を歩くもよし、雄大な景色が堪能できるマイナーなコースもおすすめ〜

夏が来れば思い出す〜♬ みんなが知っている尾瀬と…

アヤメ平から池塘と奥日光連山の絶景
アヤメ平から池塘と奥日光連山の絶景

 尾瀬はミズバショウで有名ですが、花が終わると7月からワタスゲやニッコウキスゲの群落が楽しめます。山岳フラワーガイド沙羅の木では、ハイカーの少ないアヤメ平へ向かい、奥日光や燧ヶ岳の優れた山岳景観と植生復元実施の様子を観察し、ブナ林を下り尾瀬ヶ原へ向かいます。この日の宿泊は当社で事前に予約していますので、夕方まで尾瀬ヶ原を散策するのも良し、ガイドに植生や環境について聞くのも良し。翌日はそんな尾瀬の見所について、個々の植物や植生を通し、その環境や季節の花を存分に楽しんでいただきつつ、竜宮現象など謎解きしながら鳩待峠へと向かいます。

 また日本百名山の至仏山をご希望のお客様は、山小屋より山ノ鼻より山頂目指し登山。樹林帯から森林限界を迎えると山頂付近は蛇紋岩地帯となり、植生に大きな変化を生じます。至仏山や谷川岳など同じような地質で観察できるタカネトウウチソウやキンロバイ、ホソバウスユキソウなど、概ね9月頃まで多種多彩な花が観察できます。登頂後は緩やかに下って鳩待峠へ。残雪期においては至仏山入山禁止となるので、尾瀬ヶ原のみの案内になります。なお、足に自信のない方は、尾瀬ヶ原より標高の高い鳩待峠から至仏山に登りますが、山ノ鼻へは下山できないため、一度鳩待峠に戻ってから宿泊する山小屋へ向かいます。山岳フラワーガイド沙羅の木では日本中の山を踏査したからこそ提供できる、尾瀬のダイナミックな自然や環境問題、電源開発から逃れた歴史などにもふれてお話いたします。花好き初心者向きのオススメのコースです。気軽にお問い合わせください。

遥かな尾瀬〜遠い空〜♬ みんなが知らない尾瀬とは…

写真のように果てしない木道の先に見える山。燧ケ岳(2,356m)は東北地方の最高峰です。アヤメ平や尾瀬ヶ原の平坦な地形に対して燧ケ岳は遠景としてどっしり構え、優れた山岳景観を楽しませてくれます。また雪解けを終えた尾瀬ヶ原に残る池のようなものは池塘といい、豪雪地帯ならではの地形であり、食虫植物などが生える多様な空間があります。また、同じ尾瀬にありながら東北地方最高峰の燧ケ岳と至仏山では大きく植生が異なります。造山運動の際に蛇紋岩質の岩屑が山頂付近に残っているため地質の影響が植生に与えています。そのため固有種や分布がかなり偏っているもの、限られた山にしかないなど個性あふれる山です。尾瀬ヶ原のミズバショウの開花については、その年の冬にどれだけの積雪があるのか、また春の温度が高めか低めかで雪解けの早さが異なるので、暖冬の際は概ね開花が早く、4月に見頃を迎えることも。例年6月中旬前後に雪解けを終え、ミズバショウも見頃を迎えますが、この頃には遅霜も降りることがないので、美しく咲き競っています。しかし暖冬などで雪解けが早まると、必然的に遅霜に遭遇することが多く、白い仏炎苞と呼ばれる花が茶色く傷み美しくありません。また、尾瀬ヶ原を歩いていると水の中が赤茶けていることに気づきます。更には油が浮いていることがあります。これは外部から油が流入しているのではなく、自然の現象で起きています。山岳フラワーガイド沙羅の木では、みんなが知らない自然についても分かりやすく説明いたしますので、想像を膨らませながら楽しんでください。

アヤメ平より燧ケ岳を望む
アヤメ平より燧ケ岳を望む
尾瀬ヶ原から残雪の残る至仏山
尾瀬ヶ原から残雪の残る至仏山
ニッコウキスゲ咲く尾瀬ヶ原
ニッコウキスゲ咲く尾瀬ヶ原
池塘に咲くオゼコウホネ
池塘に咲くオゼコウホネ
ヒツジグサ咲く尾瀬ヶ原
ヒツジグサ咲く尾瀬ヶ原
オゼミズギク
オゼミズギク
至仏山の花ヒメシャジン
至仏山の花ヒメシャジン
タカネトウウチソウ
タカネトウウチソウ
至仏山山頂
至仏山山頂
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